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グロウス「おい、朝だ。起きろよ!」
少年たちは眠そうに起きた。今日から訓練の始まりだ。
といっても、最初からMSに乗れる訳ではない。体力作りやMSの操縦方法を知る。そんなことばかりだ。
大人から見れば朝飯前だろう。だが、忘れてはいけない。彼らはまだ子どもだということを。
体力作りも楽ではないし、MSの操縦方法を覚えることも一苦労だ。毎日ヘトヘトになる。
グロウス「まあ安心しろ。戦場に出るのは早くて3年後だ。それまでには、戦えるくらいになるだろう。」
数日後、基地の中にサイレンが鳴り響いた。なんと、ジオン軍が近くに出現しているという事である。大勢の兵士が出撃していった。もちろん少年たちは残ったが、グロウスは行ってしまった。
グロウスは出撃前に、
「ここからなら基地の望遠鏡で戦闘が見られるだろう。よく見ておけよ。」
と、言い残して行った。
少年たちは言葉どうりに戦闘を見ていた。
見た限り、連邦軍が優勢だった。
ベイト「やっばり、すげぇな~!カッコいいぜ!」
アクト・タクト「う、うん…そうだね。」
ヒューズ「……あぁ。」
ユウキ「僕らもあんなふうにならないと。」
そして、戦闘が終わり、兵士たちは帰って来た。
グロウスも無事に帰って来た。どうやら勝利したようだ。
グロウス「ただいま。」
少年たちはほっと胸を撫で下ろした。
その後、少年たちは、必死に訓練に励んだ。ジオン軍を倒すために、連邦軍を勝利に導くために。
それぞれの想いを胸に秘め、また訓練に臨むのであった。
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