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「オイ、かっこう。見ろあのビル。兜みたいな奴らが沢山いるゼ。」
「霞、じゃない、アンネさん。周りの人が見てるから。少し大人しくしようよ。」
「ああ、クソガキ何見てんだてめえ、殺されてえのか。」
「いやいや、小さい子脅してどうするんだよ!あ、泣いちゃったじゃないか。ハア、何で俺がこんな目に・・・。」
と、まるで疲れた親のように薬屋大助は溜め息をついた。
そもそもどういうつもりだ土師の奴。大助はこうなるまでのいきさつを思い出していた。
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