11月15日

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今、まさに命の火が消えようとする11月15日の夜。あの北辰一刀流の達人の坂本竜馬が息を引き取ろうとしている。愛刀・陸奥上吉行を鏡がわりにしている竜馬。残念きわまりないだろう。なぜ?俺が、誰が俺を?無念。頭をよぎった言葉はたくさんあったろう。維新寸前、33歳の若さで散った竜馬。この犯人を現代の読者諸君と検証し、逮捕したいと思う。
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