7/8
前へ
/11ページ
次へ
「ねぇ、綾ってば」 考えごとをしてると、あいつは顔をのぞき込んできた。 「食ってない」 「食べないとダメだよ」 あいつはにへらっと笑い、そう忠告した。 何となく腐れ縁は切れないでいるのは、こいつが、こんな風に飄々としているからだ。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加