プロローグ

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私の名前は夏樹灯子。 顔は微妙で成績もあまり良くない。 飛び抜けて良いこともないし、得意な事はない。 ごく一般的に受験してレベルは最下位に近い私立高校に入った。 入って1か月は経ったが、誰一人として友達はいない。 唯一の友達は本ぐらいだ。 見た目地味で目立たない感じだが性格は至って明るい。ただ人見知りが激しくなかなか打ち解けられないのだ。 灯子本人もこの性格を変えなければならないと薄々気付いていたが高校に入ってから痛感した。
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