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リューレイジュは食事代を払い、店を出た。
リューレイジュは群青と銀とを合わせたような色の髪は腰までまっすぐにのび、切れ長の細い瞳は深い緑色をしている。これ以上ない程美しく整った顔立ちは氷の彫像や、鋭利な刃のように冷たく鋭い美しさだ。
そしてその美貌故に、膝上まで長さのある黒の上衣に同色のズボン、それらの上から手甲や胸甲、肩当てなど部分的な防具を身に付け、腰に刀を下げ、邪魔にならないよう長い髪を首の後ろで一つにまとめた、いかにも傭兵然とした格好をしているにもかかわらず、妙な勘違いをして絡んでくる輩は多い。
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