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これで終わればいいんだけどな…
「ちょっといい?」
店長が私に話かけてきた。
「はい…」
「ちょっと事務所までいいかな?」
私は訳も分からず事務所に行った。
「あのね…さっき君の旦那さんから電話きたんだけどね」
私は店長の言っている事が訳わからなかった。
「前にもおっしゃった通り私シングルマザーなんですけど?」
「知ってるよ。さっきその人から電話でね、おたくは暴力店員を雇っているのか、さっさと妻を出せ!とかね…」
「あの…もしかしてその電話の相手って長田って人じゃないでしょうか?」
「そう…知り合い?」
「えぇ、私の息子の実の父親なんです。」
「なんでまたそんな電話を…心当たりある?」
「すいません…私その人に暴力を受けていたんです…それで私息子と実家に逃げて…」
私は店長に今までの事を全部話した。
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