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昼休みいつもと変わらず私はご飯を済ませ搬入口の喫煙所でまったりしていた。
あぁ…今日はマサキに話できないんかなぁ。
そう思っていた矢先、マサキはタバコを吸いに現れた。
「お疲れ様…」
私が声をかけるとマサキは手を上げただけだった。
気まずいな。
「あ、あのさぁ…」
「なに?」
「昨日の事なんだけど、ごめんね?」
「あ?別に…お前自身の事だから俺には関係ないしな…」
「だからねそうゆうことじゃなくて、マサキには色々相談乗ってもらって感謝してるよ…だけどねアイツんとこにマサキが乗り込むのは、ちょっと…」
「わかってるよ。俺だって…ただ助けたいだけなんだ。アイツに振り回されてるお前を見るのがいやなんだ。いい加減分かれよ俺の気持ち!!」
「本当にごめん。私今日仕事終わったらアイツんとこ行ってくるわ」
「お前馬鹿?!行ってどうすんだよ?アイツの思うツボじゃねぇか。」
「なんでさ?」
「ほっんと馬鹿だな。昨日店に電話かけてきたんだろ?それを知ったお前が文句言いに家にくるって考えなんじゃねぇの?分かれよ?それでお前が今日行ったらまた痛い思いしなくちゃならないんだぞ?それでも行くって言うなら俺は止めない。」
「……私アイツが許せないよ。だから私は今日行くよ」
「そっか…でもな、何かされたら今度は言えよ?」
「はい」
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