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それから家に帰り私は父と母にレオンが殴られた事を伝えた。
父も母も、ものすごく圭司くんに対して怒っており、父が圭司くんに電話すると言い出した。
私は父にケータイ番号を教えた。
父と圭司くんの話の内容はよくわからなかったが、圭司くんは私に殺されかけたから、それが嫌でレオンを殴ったとか言っていたそうだ。
父が、
「ともかく傷とかなくて良かったけど、次、娘とレオンに暴力したら警察に被害届を出す」
と、圭司くんに言っていた。
次に私が電話を変わった。
「ともかく、もうあんたとはなにがあっても会わないから!借金は必ず振り込んでよね?」
「わかった。でさ、お前とレオンに渡したい物があるんだ。近いうちに取りにきてほしいんだ」
「じゃぁピンポーン鳴らしたら外まで出てきてよ」
「わかった。あとその時焼き肉でも最後に食べに行かないか?」
「はぁ?嫌だよ。」
「頼むこれで最後。そしたらもうお前の事諦める」
「絶対だね?わかった。」
てか、なんで焼き肉なの?
圭司くんは本当にこれで諦めてくれるのか。
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