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「いや別に名乗るほどでもないんですが…この子の父親に今日呼ばれまして…」
その女は私にガンとばすと、奥に行き圭司くんを呼びに行った。
「早かったじゃん」
「彼女?」
「あいつしつこくてさぁ、俺っち行きたいとか言って。お前来て助かったよ」
「別に彼女ならそれでいいんじゃない?私圭司くんのなんでもないし」
「ねぇ圭司ー早くきてよ。私早く続きがしたいな」
「ほらっ彼女が呼んでるよ。エッチの途中だったんでしょ?行ってあげなよ。私帰るから」
「だから違うって!!同じ派遣の女の子。すぐ帰らすから。ちょっと待ってて」
私はなんだかちょっとその状況が楽しくなり、玄関先で待つことにした。
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