568人が本棚に入れています
本棚に追加
玄関を開けたら暗かった。寝てるんだと思い、帰ろうとした。
「お疲れ」
暗い部屋からカレの声だけ聞こえる。姿が見えない。
目が暗闇になれた時だった。
「別れよう」
私が今嫌いな言葉を言われた。
「どうして⁉」
「嫌いになったんじゃない。なんか全てどうでもよくなった」
頭の中で言葉を選ぶけど、口にでてこない。
言えるのは…
「別れたくない」
大体これだけ。
「仕事ないし、こんな男じゃ嫌だろ?他にイイ人いるって」
こんな時、泣く??
我慢して笑ってさようなら??
私なら……ありきたりな…泣く。
私の場合大泣き😭
「私も一緒に仕事探してあげる。お願い…ずっとそばにいて…」
最初のコメントを投稿しよう!