神様、帰ってくれ

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「………………………………………………………………は?」 「歯じゃない、神様と呼べい言うとるに」  この自称神様のロリッ娘は威風堂々と腕を組み、汚れ無き瞳とベビースキンなお顔で自信満々を表して仁王立ちして俺を見下す。 「……あの」 「おぬしに試練を与えに来た」 「へっ?」  この不可思議な声の自称神様な金髪ロリッ娘は意味不明な言葉を俺に投げ掛けた。 「わしも神様となって日が浅くてのう、全人類に試練と幸運を与える前に、まずおぬしで練習しようと思ってな」  何いっちゃってるんですか、この幼女は。というか俺は神の試練とやらの実験台ですか。 「そうじゃな、取り敢えず……これじゃ」  そう言って幼女は徐に『Love The end2』のパッケージを手に取る。 「お、おい、君、何を」 「このゲーム、クリアしてみろ? ただし、このゲームの主人公で無く、おぬし自身でな」
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