神様、帰ってくれ

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 ギャーギャー騒いでる内に、俺は意識を失った。 ―――――― 「ぐっ……」  目を覚ますと俺は床に眠り込んでいた。起き上がり、パソコンをチェックするとゲームのインストールが完了していた。 「……夢、だったのか」  何とも変な夢だ。まあ夢が変なのはいつもの事か。  そのままふらふらとベッドに歩み寄り、へたりこむ。 「……ムニャ」  ん? 今の声は? というかこのぷにぷにした感触はなんだ?  嫌な汗が全身からにじみでる。  俺は恐る恐る掛け布団を捲った。 「…………………………………………は?」 「……ムニャ、歯じゃない、神様だ、様子見の為にしばらくおぬしの部屋に“憑かせて”もらうぞ」  その日、俺の運命は圧倒的な不幸へと傾いた。  まあ、あれだ、取り敢えず、この自称神様幼女に俺は一言。 「……帰ってくれ」
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