友へ

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何もないよ と口にする 君は確かに ここに居るのに 依存する 愛の行く先 日常に溶け込み 消えてはならない物に 体温と鼓動が浸透する 共有する精神 ずっと踏切は 鳴っている 待ってる 訳ではないのに 立ち止まって いた訳ではないのに それは僕も同じで 向こう側で待っている どちらも正解では ないかもしれない それでも 始まりは 待ってはくれない 永遠に始まりは 続いてゆく それがどんな 価値観で見えて行くか それは君だけの世界で いいと思う 僕はただ 安い言葉に 笑いを混ぜて 傍観して いるだけ 形が在るもの 形が無いもの 二つは背中を合わせて 微かに求めてるよう ゴミゴミしてる世界から空を観る景色 ゴミゴミしてる空から世界を観る景色 同じように綺麗と感じる単純な気持 三つの世界を重なり合わせて 確かな自分を 見い出してほしい 陰りを落とす日も来るだろう 自分を裏切る日も来るだろう 僕がこんな感情を 持てた事に 君への幸せ を祈りたい 春風舞う季節よ つかの間の若き日々 今こそ彼に 優しい季節を 与えて下さい
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