キツネのお面
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男の子は皆との約束通り、20まで数えると桜の樹から離れ、探し始めた。 誰もいない境内を男の子は探している。 ガサガサガサと草を掻き分ける。 だけどそこには誰もいない。 キョロキョロキョロと境内の軒下を覗いてる。 だけどもやっぱり誰もいない。 ユラユラユラと男の子、元いた桜の樹に寄り掛かる。 誰もいないと分かっていても男の子は探してる。 友達と思っている、友達とは思われていない子供達を。
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