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僕は
君がその手を
手放すことが
どんなに辛いコトか
わかってあげられる気がしてた
その温かい掌に
君がどんなに想いを寄せたのか
僕があの人に送ったものと
君がその人に送っていたものと
同じものだと思っていたから
でも、違ったみたい
君がどんな辛い想いをして
その手を手放そうとするかわからない
ただ、君がした決断は
僕以上に考えてしたコトだから
僕は止めないし
君もやめないだろう
だから、せめて
君の苦しみが
少しでも和らいでくれるコトを
君にしてあげたい
それが何かはわからないけれど
せめて心安らぐ詩を
謳ってあげたい
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