伊織

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落ち合ってすぐ、ジュンとホテルに向かった。 『マイちゃん、どのお部屋でもいいよね?』 『別にいいよ』 結局一番安いところに決まって、あたしとジュンはエレベーターで部屋へと急いだ。 ─いらっしゃいませ─ 機械があたし達を迎えてくれると、ジュンはいきなりキスをしてきた。 『…シャワー入ってからにして』 マイ…あたしはそう言うと、タバコを取り出した。 『ご…ごめんね…』
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