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『あ、あっぶねー……おい!何すんだよ!!』
目の前に立った男は持っていた剣を今度はミッシェルの喉元に突きつけて言った。
『ミッシェル…私と言う警護兵が付いているジャン様に手を出すとはいい度胸してるじゃないですか……。』
ゴゴゴゴゴッと言う効果音が付きそうなほど恐ろしい形相でミッシェルを男は睨んだ。
それを制するように、ジャンがその男の肩に手をポンと置いた。
『まぁまぁ、こいつのただのお遊びだ。許してやれよリュカ。』
リュカと呼ばれた男は仕方がないといった風に、突きつけた剣を鞘に収めた。
『はぁ…はぁ…死ぬかと思ったぜ……』
ミッシェルは剣の突きつけられていた首を押さえながら立ち上がった。
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