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俺の名前は『北宮 和誠(キタミヤ カズナリ)』16才
一応高校1年で部活は卓球をしている。
勉強ルックススタイル共に誰もが認める普通の高校生だ。
ただ皆より不純異性交遊が早かったけどでもそれ以外は普通だった…。
彼女も居るが二人共一人っ子で今思うと御互いに慰合う関係だったように思う。
いつもの様に部活に行くと見知らぬ女が一人ポツンと立っていた。
??誰だ??
リボンが緑って事は一つ上の先輩だょな??
と思っていると…
「カズ練習するぞ」
と後から声がした。
「健ちゃん…誰?…あの人??」
健ちゃんとは一つ上の先輩だった。
仲もよくとても楽しい先輩だった。
「あれか?…あれは『春野 彩菜(シュンヤ アヤナ)』って言う奴や。
一年の時に告ってフラれたけどな。
かわいいやろ?
まぁお前には美和(ミワ)ちゃん居てるから関係ないか。」
美和とは俺の彼女だった。
一応中学の時からの付き合いだったが夏に俺が告って付き合い出したのだ。
「確かにかわいいですね。
でも何しに来たんやろ??」
「何か矢野が呼び出したみたいやで。」
矢野とは一つ上の先輩で同じく卓球部のツレだった。
「ふぅ~ん。
告るんかなぁ?」
「あぁ?
何かそれっぽい事言ってたぞ。」
「やっぱりか、でも矢野っちには月とスッポン豚に真珠じゃねぇ??ワラ」
「確かになぁ。ワラ」
そうこう話していると急にドアが開き…
「彩菜、好きだ~。
付き合ってくれ~。」
と叫ぶバカが一人来た。
もちろん言わずと知れた矢野だった。
「お前部活中にうっさいじゃボケェ、外でやれ。」
と健ちゃんが一言。
「キモいんじゃボケェ。」
と続いて俺も言いなからピン球とラケットで矢野に軽くスマッシュ。
見事にヒットし、
「いたっ。」
の一声
ダサッ。
こんな告白初めて見たよ。ワラ
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