甘い蜜

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和誠side 俺は彩菜と付き合い出してから美和(付き合っている彼女)をほぼ放置してしまっている事に気が付いた。 俺は美和が逢いたいだろうと想ったのでとりあえずメールで図書室に来る様に伝えた。 昼休みが始まってすぐに俺は図書室に行った。 すると…ビックリする事に彩菜が居た。 あぁ…何でいるんだょ。 と想いながら見なかった事にして美和が来るのを図書室前で一人待った。 「待った??」 と言う声で美和が来たのがすぐに分かった。 「そんなに…。」 と言う素っ気無い態度で俺は返事をした。 「すねないすねない。」 と彼女は言い俺に飴を渡してきた。 俺はそれを無視すると美和はいきなり包みを破り中身を取り出して俺の口に無理矢理押し込んだ。 「あっまぁ~。」 と俺は叫んでしまった。 「あれ??カズ甘党じゃなかったっけ???」 「甘党だけど甘い物食べる時は俺はコーヒー飲むんだょ。」 と大人な発言をしてみせた。 「ヒュ~ヒュ~」 と言うどうでもいい野次がとんでもない所からとんできた。 見ると3階のベランダから見ている奴等が居た。 そう、矢野と健ちゃんだ。 ウザッと想いながら俺は場所を変える事にした。 とりあえず生徒会室の近くにある使われていない空部屋の鍵を特殊なやり方で開けて中に入った。 そして俺は美和にキスをして押倒した。 「カズここ学校だょ。」 と言われたので俺は渋々行為をやめた。
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