第一話 <ギルド>

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ワイワイガヤガヤ… 客「おい、ねーちゃん!!酒樽3つ!」 店員「は、はいただいま💦」 客2「おらテメー飲みすぎだ!!」 こんな会話があちこちで飛んでいる ここはフィオーレ王国 首都ウェールSの裏町 別名「首狩町」 そしてこの騒ぎは今町にある唯一の魔導師ギルド「アークロード」での日常茶飯事 もはや魔導師は町から遠方へと旅立ちほとんどは一階にある酒場の客である 居場所を失った人々は町から出ていき荒れ果てた町は安い酒に群がるゴミの集合地になってしまった 汚れた声が飛び交うなかその騒ぎに一瞬の空白がうまれた カラァンカラァン… 酒場の扉が開き1人の青年が入ってきた
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