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「フラム君、一緒に来てくれるでしょうか?」
ノエルに交渉した後、我々は教室にいるはずのフラムに同伴を求めることで意見が揃った。
「‥‥さぁな。だがアイツが居ないと俺たちの戦力がかなり下がる」
校長室から我々の教室までは結構な距離があったため、自然と今後のことについての意見が交換された。
「うむ。是が非でも連れて行きたいがな」
こう言いながらでも、内心我らは安心していた。
フラムがぶっきらぼうに同伴を拒む姿が我らの内、誰一人として想像出来なかったからだ。
フラムの性格を考えれば、そして我らとの友人関係を考えれば当然のように一緒に来ると思ったからだ。
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