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フラムの顔からは体中の苦痛に耐えながら浮かべる力ない笑みがみてとれた。
「もう‥‥十分じゃないですか‥‥お願いですから止めてください」
耐えられず視線を伏せながらファラは言った。
「ファラ‥‥ごめんな‥‥こないな姿‥‥ホントは見せたなかったんやけど‥‥でもまだや‥‥ワイはこの力に真っ正面から向き合えるまでやめへん」
フラムの決意は堅い。
「お前は‥‥何のために辛い思いをしてまでそんなことをするんだ?」
ふとシンは疑問をぶつけた。
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