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その場にいた全員が凍りついた。
「フラム‥‥お前は勘違いをしている。俺たちを傷つけてしまうだと?‥‥ずいぶんと甘ちゃんだな」
「くっ‥‥ワイの言ってることが間違いやとでも言うんか!暴走した時の事を忘れた言うんか!?」
「傷つくのがなんだ?お前は傷つかない戦闘をしたことがあるのか?‥‥俺は戦いの中で傷つく事を恐れたりしない!」
「‥‥じゃあいいんかい。ワイがお前らを殺してまっても!」
フラムの目からは雫が流れていたがその眼光はきつくシンに向けられていた。
「‥‥止めてやるさ。‥‥俺の命を賭けてでも‥‥仲間だから」
静かな‥‥短い言葉だった。
だがこれ程、心に届く言葉はなかった。
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