(1)ペアノの公理系

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Peanoにより公理化された自然数(0を含む)の定義のことで、次の5つの公理からなる。   自然数と0の集合をMとするとき ①0はMの元である。 ②nがMの任意の元であれば、  その後継(successor)と  よばれるsuc(n)が  ただ一つMに存在する。 ③後継が0となるような元は  Mには存在しない。 ④Mの任意の元m,nに対して、  m≠nならばsuc(m)≠suc(n)  が成り立つ。 ⑤Mの部分集合Aが0を含み、  nを含めばsuc(n)を含むとき、  AはMと一致する。  (数学的帰納法の原理)
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