第二章

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「と、友達のメアド知らないとか、嫌じゃん!」 なんてヘタレな解答だ。虚しい、虚し過ぎる。所詮俺はこの程度の男なんだ! 「友達…」 え、ちょ、何その反応。倉田の中で俺は友達にすらなってない顔見知りって事?うわぁショック過ぎる…! 「よかった~私だけ友達と思ってたらどうしようかと思ってたの~」 予想外の反応。倉田は俺の事、友達だと思ってくれてたみたいだ。 やべぇ、すげぇ嬉しい。顔がニヤける。やべぇ。 「赤外線出来る?」 「うん」 「送信~」 倉田の、メアド、ゲット。この繋がりは俺の希望だ。
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