第一章

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俺の名前は中沢青。俺が産まれた日の空が雲一つない真っ青な空だったから、青という名前なんだそうな。 成績表は名前と正反対で真っ赤、体力も中の下。自慢出来る事といえば、シューティングゲームがべらぼうにうまい事位で、ごくごく普通の高校生だ。 そんな俺は、この度恋に落ちました。 相手は倉田桃。学校の『絶対部活に入らなければならない』という校則で入った美術部に彼女はいた。 可愛い女子はいないし話の合う男子もいないし、楽そうという理由で選んだ事を後悔した。
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