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「■■■■■」
誰かがあたしを呼んでいる
そうだ、目を開けなくちゃ
ゆっくりと目を開けると、目の前にいたのは知らない女の人
メイド服というのだろうか?
映画で見るような質素なのに綺麗な服が目に入る
「う・・・」
乾きでしわがれた声は、まるで自分の声とは思えなかったけれど、今はともかく
「みず・・・」
とだけ言う
「■■■!!■■!■■!!」
あたしが起きた事に驚いたのか、女性が何語とも似つかない言葉でまくし立てる
「みず・・・ください・・・」
ああ・・・あたしはいつ水が飲めるんだろう・・・?
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