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苺は不思議でしょうがなかった。
何で自分からお父さんに近付いていけるんだろうって。
お父さんに近付いても
なんて話しかければいいのか
どうやって関わったらいいのか
お父さんとの関わり方･接し方がよくわからない。
放任された子はみんなそうらしい。
だからってお父さんと関わりたいわけじゃない。
一切関わったことないから
知らないオジサンにしか思えない。
変な怖さに取り付かれる。
子供に無関心という名の恐怖。
虐待や暴力の恐怖も後に体験したから
その恐怖もわかるけど
それとは全く違った
変な恐怖感がある。
なんてゆうか…
言葉では上手く説明できないけど
関わったことないから
好きも嫌いもなく
気持ち悪いってゆうか…
知らない
怖い
来ないで
なるべく関りたくない…
ってゆう不思議な変な
放任された者にしか分からない
恐怖感。
だから今までお父さんに自分から話しかけた事は1度もない。
逆に話しかけられたこともない。
だから父親参観に
「お父さん」
は来てほしいけど
現実に父親である
あなたは来なくていいって
思ってた。
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