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僕が生まれると、瞬時に沢山の光が集まってきた。ほら、僕の体の中心で縛りつけられてる。
苦しいのかい?
だけど僕にはどうすることもできない。色とりどりの光達は僕のコアとなっていった。
それからどれだけの月日…いや、年月…それくらいじゃ表しきれない時間が立っただろう。
地球に住む人々は既に世代交代を幾度と繰り返した。なのに僕は発見されないままひっそりと成長を続けた。
僕に引き込まれる物質はX線や宇宙ジェットを放出するため、意味合い上、見えるはずだ。だけど観測されていない。
あまりに離れすぎているからか。
多分ここからだと3500億光年くらいだ。
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