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城の中で俺達パーティーを待っていたのは…あらゆる呪文を扱う神官。
ではなく、こん棒を振り回す一つ目の化け物。
でもなく悪の根源の魔王でもなかった。
それはそれは麗しいお姫さまだった。
俺は叫んだ。
「想定外、ナイスGUY」
まさか、こんな事が起きようとは。
そのお姫さまはどこか品があって、綺麗な澄んだ黒い目をしていてどことなく我々のパーティーの武道家に似ていた。
「お帰りなさい、つかさちゃん、仙道さん」
鳥の歌声のような綺麗な澄んだ声で言った。
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