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朝目覚めた俺は尋常じゃないくらい寝心地のいいベッドに悲しい別れをし、用意されていた服に着替え、朝食専用の部屋に向かった。
壁の至るところに矢印があるので道に迷うことはないが、部屋から部屋へと行くだけというのに十分ぐらいの時間を要した。
部屋に入ると、すでにつかさ、凪沙さんは席に座っており、仙道さんが朝食を机に運び終えたのかオレンジジュースをコップに注いでいる。
朝食部屋は思ってたよりは狭く、部屋には俺達しかいない。
そういえばこんなに広い屋敷なのに他に使用人の人を見なかったなぁと思いながら俺も席についた。
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