Welcome

1/6
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

Welcome

 幽霊などそんなもの 信じない。 ありえないだろ…。 普通…。 そんな非科学的な ことなどは。 今まτ"そんなふうに 思っτいた。 あの日の夜まτ"は… 『出るんだって!!』 「はぁ!?」 出るっていったら アレのことだよな…。 『学校の裏の神社に 昔,首を刈られた 侍の霊がっ!』 あほらしい。 そんなものいる訳が ない。 『そんな顔をして 信じてないんだろ!』 「当たり前だろ。お前 見たことあるのかよ?」 どうせないだろうと わかってながら聞く。 『うっ…それはないけどよ…』 ほら見ろ。 「じゃあ,信じない。」 そいつは諦めて俺の 前から消え去った。 俺は昔から幽霊 なんてものは 信じていない。 見たこともないのに 信じろと言う方が おかしい。 そんなことを思って いる時… 『信じてくれないの?』 誰の声かをつきとめ ようと周りを 見て見たが誰も 俺の周りにいない。 気のせいだと思い, 気にしないことにした。 その日の夜― いつも通り布団に入り 眠りについた。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!