第1章『神波朔夜~呪縛~』

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    我が…神波一族は、元は普通の忍びだった。 それが…ある日を境に不老不死の体になってしまった。 怪我をしても直ぐに治るし… 心の臓を、ひとつきしても死なない。 ある程度の年齢になったら…そこで時が止まってしまう そこから…歳はとらない。 愛する者が…できても皆私より先に死んでゆく。 我が身を呪い… 逃れられない定めを呪い… 永遠の孤独を生きる。    
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