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…ややあって暗闇は幕を開ける。
「…あぁ、いらっしゃいませ。
初めまして。私はここを案内する灯火持ちの
…そうですね、『リーディ』とでもお呼び下さい。」
そう言うとリーディはペコリと優雅に一礼をした。
「皆様方にここのご説明をいたしますね。
この場所は気紛れに『夢』の紡がれる場所…
『夢』とは物語。
…つまり皆様方には次々と紡がれる気紛れな物語をご堪能して頂く事になります。
現実的なモノや
幻想的なモノ…
はたまた、日々感じる心の声や
くだらない雑学の話など。
どれが皆様に合った夢かは存じませんが、皆様のお暇潰しくらいになれたら私は本望でございます。」
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