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花見真っ盛りの頃の話
カナ「おい!!チアキ~!!」
チアキ「なんだ?どうした?」
(春は嫌だ…馬鹿が活気ずくからな…)
カナ「料理を作るぞ!!」
チアキ「なんでだよ!?しかもなお前が作るものは料理とは呼べないのだよ」
カナ「あれは…私の実力ではない!!本番はこれからだ!!私の実力を見せてやろう」
チアキ「なんでいきなり料理なんだ?めんどくさがり屋のお前が」
カナ「料理を作るのに理由などない!!」
そう言ったカナの手には学校で使ったと思われるエプロンと三角巾が握られていた
チアキ(そうか…今日は調理実習だったな…)
「作るのはいいが、何を作るんだ?」
カナ「これだ!!」
そう言ってカナは本を取り出した
チアキ「誰でもできるカンタンパスタ……いや、ハルカ姉さまは6時に帰ってくるんだぞ」
カナ「二時間もあるではないか!!」
チアキ「そう言う事じゃあない、お腹がいっぱいになってしまうだろ…」
カナ「私達は育ち盛りだ!!」
チアキ「いや、意味が分からないから」
カナ「よ~し、内田達でも呼ぶか!」
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