~第七話(保坂の勘違い)~

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マキ「大晦日のことなんだけど…」 ハルカ「大晦日がどうしたの?」 マキ「みんなで初詣に行こう!!」 ハルカ「でもね…カナ達を置いては行けないわよ」 マキ「もちろんカナ達も連れてだよ!」 ハルカ「それなら…」 マキ「決まり!!じゃあおせちもね!!」 アツコ「おせちは誰が作るの?」 マキ「ハルカでしょ!!」 ハルカ「はいはい」 マキ(ん?なんか背中に視線を感じる…) 保坂「なるほど…南春香はおせちが好きなのか」 マキ(やっぱりいた…) マキ「…保坂先輩、何してるんですか?」 保坂「マキか、今日は忙しいから部活を休むと速水に言っといてくれ」 マキ「あの~保坂先輩?ハルカはおせちが好きと言うか…いや、好きなんだろうけど…でも春香が作るから先輩は作らなくても…」 保坂「だろう!!私が南春香の口に合う最高のおせちを作ってみせよう!!」 マキ(最後の方とか、聞こえてないし…) 「いや、あの…」 保坂「よーし、早速帰って特訓だ!!ハッハッハッハ!!」 マキ(ほっとこう…) ~そして年も越して~ マキ「おいしい~やっぱり春香は料理うまいなぁ~」 アツコ「うん、すごくおいしい」 チアキ「流石です、ハルカ姉さま」 マキ(あれ?そういえば保坂先輩はどうしたんだろ?) ~その頃、京都で~ 保坂「待っていろ南春香!!最高のおせちを!」 料亭の女将「まだ煮詰め方が甘いよ!」 保坂「はい!!」 料亭の女将「そんなんじゃうちは継げないよ!!」 保坂「はい!!」
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