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マキ「大晦日のことなんだけど…」
ハルカ「大晦日がどうしたの?」
マキ「みんなで初詣に行こう!!」
ハルカ「でもね…カナ達を置いては行けないわよ」
マキ「もちろんカナ達も連れてだよ!」
ハルカ「それなら…」
マキ「決まり!!じゃあおせちもね!!」
アツコ「おせちは誰が作るの?」
マキ「ハルカでしょ!!」
ハルカ「はいはい」
マキ(ん?なんか背中に視線を感じる…)
保坂「なるほど…南春香はおせちが好きなのか」
マキ(やっぱりいた…)
マキ「…保坂先輩、何してるんですか?」
保坂「マキか、今日は忙しいから部活を休むと速水に言っといてくれ」
マキ「あの~保坂先輩?ハルカはおせちが好きと言うか…いや、好きなんだろうけど…でも春香が作るから先輩は作らなくても…」
保坂「だろう!!私が南春香の口に合う最高のおせちを作ってみせよう!!」
マキ(最後の方とか、聞こえてないし…)
「いや、あの…」
保坂「よーし、早速帰って特訓だ!!ハッハッハッハ!!」
マキ(ほっとこう…)
~そして年も越して~
マキ「おいしい~やっぱり春香は料理うまいなぁ~」
アツコ「うん、すごくおいしい」
チアキ「流石です、ハルカ姉さま」
マキ(あれ?そういえば保坂先輩はどうしたんだろ?)
~その頃、京都で~
保坂「待っていろ南春香!!最高のおせちを!」
料亭の女将「まだ煮詰め方が甘いよ!」
保坂「はい!!」
料亭の女将「そんなんじゃうちは継げないよ!!」
保坂「はい!!」
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