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~第二話~
春も過ぎ初夏の頃の話
チアキ「ついに、この季節がやって来てしまった」
カナ「なんだ?どうした?」
チアキ「おい、カナ明後日プールに行くぞ!!」
「!!」
「ど、どうしたチアキ?熱でもあるのか?チアキからプールに行きたいだなんて」
チアキ「得に理由なんてない、ただ泳ぎたくなっただけだ。」
カナ「…溺れるの間違えじゃあないの?」
チアキ「うるさいよバカ野郎!」
カナ「わかった、わかった」
(まあ、ヒマだからいいか)
ハルカ「じゃあ今度の日曜日にプールに泳ぎの練習に行きましょう」
チアキ「ありがとうございます、ハルカ姉さま」
カナ「練習するとなるとコーチが必要だな、しかたない、この私が泳ぎとはなんたるかを教えてやろう」
チアキ「いや、いいハルカ姉さまに教えてもらう」
ハルカ「!!」
(どうしょう…私はあまり泳ぎを教えるのに自信がない…)
ハルカ「私より藤岡君に教えもらったら?」
カナ「そうだな、アイツなら泳ぎも得意そうだしね」
チアキ(まあ、藤岡ならいいか…)
カナ「じゃあ決定だな、今度の日曜日はプールだ!!」
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