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香水瓶のように、石鹸箱と呼ばれたウォークマンがあったんです。
あの「WALKMAN CONECT」NW-A3000/A1000。
理由は匡体が丸っこかったから。「ホントに石鹸箱みたいですね」とホームページで書く人もいたほどだ。
このモデルはあまり売れなかったらしい。
理由はいろいろ。
転送ソフトに欠陥があった。
Aシリーズの転送ソフトはSonic stageでは無くCONNECT Playerと言うものだった。ソニーは無償アップグレードで対応した。ちなみに無償アップグレードは終了していてソニーはSonic StageCP(最新はV)を使うことを推奨している。
そして、当時はiPod人気もあった。丁度iPod nanoの発売があったころだっために売れなかったのだと思われます。
このモデルはかなりこだわりがあった。転送ソフトがCONNECT Playerだったこと以外にキャッチコピーがスゴい。
WALKMAN CONNECT
新しいウォークマンは、
あなたとつながり、育っていく
聴くほどに、あなたの音楽の好みを理解する。
触れるほどに、音楽の新しいときめきを教えてくれる。
音楽とのきずなを強くして、かけがえのない音色を聞かせてくれる。
そして大切な音楽の記憶や夢を、ひとつひとつ、つないでいく……。
すべては、人と音楽を深く結ぶために。
あなたと一緒に育っていく、“ウォークマン Aシリーズ”。
(ウォークマンの2005年10月のカタログから引用)
ウォークマンって、育てるものだと思ってたのでしょうか・・?アイボとはわけが違います。
あと、A3000とA1000の各色とカラーコーディネートしたクリップヘッドホン「MDR-Q67LW」が発売されたこと。自分は下位機種のQ37を持っていましたが個人的に使えないヘッドホンだな、と思いました。
ちなみにA3000/A1000のボタン配置だけと側面のアクセントは後継のA800シリーズに引き継がれました。
ちなみにこの機種を所持している人はHDDタイプでは他機種を引き寄せないデザインだと言って気に入ってる人も多いようです。
あと、この機種はボタンの文字が光る。現在のウォークマンには無い長所の一つです。
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