序章

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2004年3月12日 まだ少し寒い。 僕は今、君の事だけを見てる 君は・・・ 泣いてたね。 『こんなに辛いなら、会わない方がよかった。』 馬鹿な言葉が僕の頭を過ぎる。 その言葉を掻き消す様に 君をしっかり見つめた。 君も僕を見つめてた。 真っ赤になった目で 涙を零しながら・・・ 君を力いっぱい・・・ 抱きしめたかった・・・ でも、僕は繋いでた手を 離してしまった あの時出会わなければ 愛は眠ったままだったのにね・・・
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