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私は今訪れて来た男の事を雅人に話した。
「確かに少し変だね。」
「妙な事しなければいいけどねぇ…。」
「!!」
いつの間にかお義父さんが後ろに立っていた。私は気配を感じさせず近付いていたお義父さんに少し驚いた。
「お、お義父さんいらっしゃったんですか…。」
お義父さんは私の顔を見て、
「誰か来てたみたいだったからなぁ。」
と、優しい顔の中にほんの一瞬だけ冷たい目をしたような気がした…
その後いつもと変わらない一日が過ぎようとしていた。
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