AM 7:00

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「はい、もしもしぃ?」 不機嫌そうに出ると、相手はやけに爽やかに挨拶をしてきた。 「おはようございます、シュン君。気分はどう?」 …誰だよおまえ。 と、思わず言いかける。 「だ…どちら様っすか?」 「ん~、神様かなぁ。」 「はぁ?!」 「あは、シュン君怖いよ。嘘じゃないんだなこれが。」 やけに明るい カミサマ とやらの声がいちいち癪だった。 「ごめんね、君…今日の午後3時に死ぬ事になってるから。」
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