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「さっ,お話は済みましたかねぇ?」
梨本が仏頂面で後部座席に乗り込んだ後、駆け寄る俺の手を阻むかのようにもう1人の警官が無理矢理美紀を押し込み,ドアを閉めた。
バタン!!!
『半ドアだろうが!!このケ・ツ・ヌ・ケ!!!』
美紀のその言葉に警察官はきょとんとして、俺はまた泣いて当の本人は…ケラケラと笑った。
『嵩博✌今の台詞、最高にかっこよくね??』
『かっ、かっこいいかも😢』
『んでね✋』
こんな女の人とは2度と出逢えないんだろうナ。
―――― 完 ――――
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