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③
『消えることのない傷…』
君を失った 心の傷は…
時間が消してくれよう
でも…右手の小指は二度と元には戻らない
君を忘れかけても ふとした時に 右の小指が動かない…
君のための左手をかばった代償…
いつの日か…
本当に 君を忘れられる日がくるのだろうか…
命をかけた恋だったのに右の小指だけの代償だけ済むとは…
情けない…
君を忘れるために 誰かを愛するんじゃなく
愛してくれる人を愛そう
誰も愛せないから…
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