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③
『さくら…』
美しく 優雅で…
そして せつない
君と歩きたかった 桜の並木道も
今年も 出来なかった
いや…心の中に いつも君がいるから 今年も だったね
出来ることなら
一緒に歩きたい
そう願っても無理なことだったね
君も…
見たかったのかな
あの桜の木
覚えてる?
あの時と同じ…
もう、君と住んでた町の桜は散ってしまった頃だね
あの時…
僕がプロポーズをしなければ…
君と一緒に 桜並木を歩けたかもしれない
そんな 春も…
桜の花びらは もう、チリはじめてしまったよ
また…僕だけを残して
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