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三本の華
どんだけの時間君に合う指輪を探しただろう
いくら探しても見つからない
君に合う指輪が見つからないんじゃなくて
あるはずの物がないのだから
君はずっと隠してた
ワシはもう知っているのに…
君の右手は三本の華が咲いていた
一度君の右手を握り撫でたとき
君は嫌がり涙した
そんなつもりなかったのに…
隠さなくても平気だよって伝えたかっただけなのに…
君の右手は三本でもしっかり華が咲いてたんだから
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