破滅

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破滅

私の心と体は壊れ始めていた。 気が付くと私の頭の中は直樹くんのことしかなかった。 直樹くんがいれば何もいらない。 直樹くんがいないと生きていけない。 直樹くんは私の生きる理由。 私の依存は自分でもおかしいと思える程だった。 そんなある日、お店で飲み過ぎてしまった私は酔っ払っていた。 そんな私に怒った直樹くんとほんの少しの言い合いから喧嘩になってしまった。 普段我慢していることがお酒の力によって全て吐き出されていった。
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