ぼくの初夜

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ぼくは 雅樹の部屋で 初夜を迎えた。 雅樹のために うるさいのも 明るいのも我慢した。 ただ ぼくが爆睡しているとき 雅樹が時々「ダック、寝てる?」って呼ぶ。 これには さすがに まいった。 ぼくは赤目で 雅樹を見ると ぼくに手を伸ばしている。 ぼくは これには答えなければならない。 とりあえず しっぽを振って見せた。
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