ぼくの名前

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リードをつけられた ぼくを次男が庭に連れて行った。 とっても晴れた日で ぼくは嬉しかった。 何しろ 犬だから 外が好きで 好きで たまらない。 でも ぼくは小さかったから 長時間 外にいるのは まだ無理だった。 犬嫌いの母さんが なぜか知識だけは豊富で「あんまり 長く外に出してちゃだめみたいよ!」 と家の中で叫んでた。 「わかった。」 次男は渋々 ぼくを連れて家に戻った。 「ところで 名前 どうする?」 父さんが 皆に声かけた。 皆で ぼくの名前を考え始めた。
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