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「まあ、お前はやりたい事をやりたいようにやればいいよ。萩原。」
「…うん。」
「ただ!ちゃんと学校には来いよ。出欠足りないんじゃ何にもならねーからな。」
「はーい。ありがと岡やん。そんじゃね。」
「おぅ。またいつでも来い。」
ガチャ…
(やっぱ岡やんに話してよかったな…。)
俺はギターケースを肩からかけて、エレベーターへ向かう。
と、エレベーターから誰か出てきた。
女…。
その女は、美人だけどどこか冷めたような目をしていた。
それに…
歩きにくそうに左腕を抱えているのが気になった。
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